三連休に兵庫県加古郡にある大中遺跡に行ってきました。大中遺跡は、弥生時代後期(約1900年前)の代表的な遺跡で、長さ500m、幅180mで、約70,000平方メートルの広さがあります。今までに全体の20%の面積を調査し、73軒の弥生時代特有の竪穴住居跡が見つかっています。見つかった住居跡の数から考えると、遺跡内には少なくとも250軒くらいの住居が建てられていたようです。当時、貴重品だった中国製の鏡(内行花文鏡片)が出土しているので、播磨では有力なムラだったようです。これだけの弥生時代の遺跡が兵庫県にあるとは知りませんでした。エジプト文明ナイル川インダス文明インダス川の様に大中遺跡もやはり川のそばにありますね。