土星の衛星タイタンのことが放映されていました。探査機カッシーニによると、この衛星は、直径が5149kmほど(地球の4割ほど)もあり、太陽系でも2番目に大きな衛星になります。厚い窒素の大気に覆われ、メタンが地球のおける水のように循環しているようです。メタンの雨が降り、メタンの川や湖、海ができ、蒸発して、また、メタンの雨になります。タイタンは太陽系では唯一の「大気をもつ衛星」であり、重力の大きさは地球と同じくらいで、湖や川まであるとのこと。興味深いのは炭化水素などの有機化合物が存在し、つまり、この衛星には生命の構成材料になる物質があるということのようです。大好きな宇宙SFドラマ「スタートレック」の冒頭で「宇宙は人類最後のフロンテイアである」というくだりがありますが、どんな生物がいるのか楽しみですね。