外人が日本に来て驚くのは缶コーヒーの種類が多くデザインが奇麗ということらしいです。私も缶コーヒーがだいすきですが、2017  年頃から缶コーヒーの売り上げは減少しています。全日本コーヒー協会の「日本国内の嗜好飲料の消費の推移(2020年11月10日更新)」によると、缶コーヒーの消費量は1990年を100(単位:千㎘)とすると、2017年は90、2018年は80、2019年には73と大幅に減少しているらしいです。ちなみに、缶を含むコーヒー飲料全体では2017年が138なのに対し、2019年は146と増加しています。「セブンカフェ」や「ファミマコーヒー」などの"コンビニコーヒー"は、2012年末から既に発売を開始。挽きたての香り高いコーヒーが飲めることから、いまでは定番の商品となってい多くのユーザーが缶からペットボトルにシフトしたようです。その背景には、コーヒーの楽しみ方の変化があるり、缶コーヒーの内容量は190~250mlが一般的。500mlのペットボトルに入ったコーヒーが登場したことで、コーヒーの楽しみ方に対する概念が変わったといいます。ペットボトルだと「その場で飲み切らなくてもいい」「好きな時に好きなだけ飲める」という簡便性も影響しているようです。インスタントラーメンとこの缶コーヒー業界の新製品発売競争は苛烈ですね。